トラバルドトーニャのコレクションの核であるESTRATO。ライクラを用いず、横方向に20～30％のストレッチ性を誇るリアルストレッチ素材が特徴。ウール、ウールモヘア、ウールシルク、ウールカシミヤ、ピュアカシミアなど様々な素材でその性能を発揮する。伸度、キックバック性能、そして防シワ性に優れたESTRATOはトラベラースーツとして理想的な品質といえる。ESTRATOは徹底的な生産工程の研究により、薬品処理をすることなくウールやカシミヤの原毛が持つ自然なストレッチ性を活かしながら、繊維から糸へ、糸から生地へと生産する独自の技術によって開発された。ライクラ混とは異なり、フィニシング工程での黄変が起こらない。白はより白く、メランジグレーはシルバーのように、ストレッチ性を保ちつつも豊かな表現ができるのはESTRATOだけが持つ特徴。また、人や環境にとても優しいESTRATOは、身体に安全な反応染料にこだわって作られており、弾性繊維によって引き起こされるかゆみを起こさない。

素材の選定とは、そのブランドの品質を語る上で最も重要な要素の一つ。トラバルドトーニャはオーストラリアやニュージーランドの厳選されたメリノウールから紡がれたSuper 120’sからSuper 180’sの糸のみを使用するなど、素材選びへの妥協を許さない。また、トラバルドトーニャのカシミヤシリーズは選び抜かれたモンゴリアンカシミヤのみを使用。著名なラグジュアリーブランドからも広く支持されている。

夏に最適なスーツ地素材の一つであるウールモヘア生地。清涼感がありながらも、トラバルドトーニャのアイデンティティESTRATO機能のおかげで着心地が良く、防シワ性にも優れ、暑い夏にも快適さを提供。

トラバルドトーニャはタスマニア島で育つ羊のみ厳選した「タスマニアウール」を使用したORGANICAプロジェクトをスタート。地球環境、そして動物たちが快適に暮らすことができる空間を尊重する為、人権、労働者の健康、労働環境、羊の健康（食事は全て無農薬）に配慮。それにより、ウールビジネスを取り巻くサステナビリティの実現を目指している。それに加え、ORGANICAプロジェクトは羊たちの暮らす牧場から原毛、紡績、織布、品質管理までのトレーサビリティを実現。